エコカラットは、湿気を吸って吐いて、いつでも室内を快適に保ちます。
 優れた調湿機能で、ジメジメした梅雨時や、蒸し暑い夏の日にも空気はカラッと。
 また、結露が発生しやすい冬場の湿度も調節し、カビ・ダニの繁殖を抑えます。
 さらに、優れた脱臭、脱VOC機能で、空気をクリーンにする健康建材です。

 ※「脱VOC」とは、ホルムアルデヒドやトルエンなどのVOC(揮発性有機化合物)を吸着する作用です。

 

 結露が発生しやすいのはどんな部屋でしょう?
 INAXが主婦を対象に行なったアンケート調査では「寝室」が83.8%でトップ。
 次いで「リビング(77.3%)」「ダイニング(42.7%)」。
 つまり、家族が過ごす時間が長い部屋ほど暖まりやすく、結露が発生しやすいのです。
 結露が発生しやすい方角とその部屋の用途との関係でもこれらの傾向は顕著でした。
 結露が発生しやすい方角の第一位は「南」。
 これは「リビング」や「ダイニング」、「寝室」に多く使われている方角。 
 第二位の方角は「北」。 これは「寝室」「洗面室」「キッチン」に多く使われている方角。 
 人が長く過ごす部屋、暖まりやすく外気との温度差が激しくなりがちな部屋、
 生活排水などで湿気がたまりやすい部屋には、結露も多く発生するようです。

 

 湿度が80%を越えると発生しやすくなるカビ。 
 カビは栄養となるものがあるところにはしっかり繁殖してしまいます。 
 木材やビニールクロス、クロスの接着剤などはカビの格好の栄養分となってしまうため、 
 湿度が高くなりがちな室内でこれらの素材が使われていると、たちまちカビの温床となってしまいます。
 ところが、天然原料を高温で焼成したセラミックスにはこれらカビの栄養となるものが含まれていないため、
 カビが生えにくいのです。
 天然粘土鉱物「アロフェン」などを原料としたセラミックスでできているエコカラットが、
 「カビ抑制」に注目される理由はここにあるのです。 

 

 室内の汚染物質が引き金となって生じるぜんそくやアトピー、
 目の痛みやかゆみ、頭痛や肩凝りなどの体の不調を「シックハウス症候群」といいます。
 室内の汚染物質には、ホルムアルデヒドなどの化学物質、
 カビの胞子やダニの死骸を多く含むハウスダストなどがあり、
 汚れた室内の空気を吸い続けることでシックハウス症候群になるといわれています。
 今、シックハウス症候群にかかっている人は、10人に1人。
 なんと、日本中で1,000万人もいるといわれているのです。 
 エコカラットは有害物質を含まず、さらに空気中のVOC(揮発性有機化合物)を低減してくれるから、
 室内の空気はとても健康的です。


 湿度とは、その温度における飽和水蒸気量に対して、
 現在どのくらいの水蒸気が存在しているかをパーセントで表わしたものです。
 温度が下がるほど飽和水蒸気量は少なくなり、あふれた水蒸気が結露になります。
 空気中の水蒸気の量が同じなら、
 温度が低い場所(冬なら未使用室、タンスの裏側など)ほど湿度が高くなり結露しやすくなります。
 温度の高い夏は、壁面の温度が少し低くなるだけでも結露が発生しやすく、カビ・ダニに直結します。
 エコカラットは、他の建材にはない優れた吸放湿性能を誇り、
 カビ・ダニ・結露の発生を抑えることが期待できます。



 タバコやペットのニオイから、汚れたままのエアコンフィルター、生乾きの洗濯物など原因はさまざまですが、
 知らず知らず慣れてしまって自分では気付かないニオイのなかで生活している場合もあります。
 脱臭効果の高いエコカラットは、これらの生活臭の原因物質であるアンモニアや硫化水素などを吸着し、
 悪臭を軽減。
 珪藻土壁よりも優れた脱臭効果を誇ります。